2021年2月13日土曜日

平成29年度SA午後1問4 農業生産システムの開発

概要

農業生産システムに関する問題です。問題数が多く感じました。

設問1

(1)環境モニタリング機能
(1)無線LAN中継機能
(2)隣接するモニタリングポストの発電量データと比較する
発電量データを利用して太陽光パネルの異常を検出する方法を問われています。
このシステムではモニタリングポストが複数設置されており、隣接する太陽光パネルの日射量はほぼ等しいであろうことから回答を導きます。

設問2

(1)(a)データ通信切断時に自動的に走行を停止する
(1)(b)サーバがデータを受け取ったことを確認する機能
「サーバへのデータを漏れなく送る」を実現するためには、農業機械側からデータを送っている事だけではなく、サーバ側でデータを受信しているかを管理できているようにする必要があります。
(2)(a)モニタリングポストの位置情報
(2)(b)データ送受信の遅延による位置ずれ
「サーバ算出測位」の場合、農業機械とサーバでの通信を行うことによって現在位置を算出するので、「自律算出測位」と比較した時に、通信時間分の遅延が発生する懸念がある。自動走行の高度化を実現しようとしたときにそのことに配慮する必要がある。

(3)前方の障害物を高精度に検出できる
ここで着目すべきは「ステレオカメラによって、障害物を検出した場合には走行を停止し、前方の農業機械にも通知して停止させる」というところになります。
仮に前方の走行経路を後方の農業機械に送信する形式だった場合、ステレオカメラを使わないので、この機能を実現することができません。

設問3

データ:農業機械の動作履歴
機能 :故障予測
機械は使用を続けると故障しやすくなるので、動作履歴から故障の予測ができれば保守を効率的に行うことができます。

設問4

高い応答性が要求される。

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