2019年8月31日土曜日

セキュリティの基礎知識 標的型攻撃について

概要

標的型攻撃の流れと対策を整理します

要点

  • 標的型攻撃の流れ
    1. 攻撃者が騙されやすい文面のメールを送る
    2. 被害者が添付ファイルを開く
    3. 添付ファイルについていたマルウェアが実行される
    4. C&Cサーバ(攻撃用サーバ)と通信が開始される
    5. 感染したPCを経由して社内の機密ファイルを盗み出す
    6. 盗み出したファイルを別のサーバに転送する
  • 標的型攻撃の対策
    1. ウイルスが社内に侵入
    2.  →ファイアウォールやIPS、URLフィルタリングで入口対策をして、そもそも標的型メールが入ってこないようにする。
    3. 社内で感染を拡大
    4. 感染したPC及びサーバのアクセス権を入手して情報収集
    5.  →アクセス制御やサーバの要塞化などで内部対策を施し、ウイルスなどが拡散しないようにする。
    6. 収集した情報をネットワーク経由で攻撃者に通知
    7.  →ファイアウォールやプロキシサーバでのフィルタリングを行い、外部と通信したり情報が抜き出されないように出口対策を施す。

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