問題の感想
電子血圧計の問題です。血圧を測定する仕組みになじみが無いので難しかったです。問題と解答は公式サイトに載っています→平成23年特別
解答
- 設問1 (1)利用者ID
- 設問2 (1)圧力センサ値の読み込みが遅れ、低い血圧値を示すことがある
- 設問3 (1)送信に成功したことによって最近の測定結果を削除したから
(2)データセンタに送信できずにフラッシュメモリから削除した測定結果を検出するため

利用者ごとの測定回数を送信している理由を問われています。
フラッシュメモリには利用者全体で200回分の測定データを保存しており、上限に達している場合最も古いファイルを削除します。
仮に削除されていた場合には測定レポートの最後に一部の測定結果が削除された旨のメッセージを出すことになります。

データセンタから受信する測定データのサイズは最大何バイトになるかを問われています。
利用者IDを除く保存項目の合計値は、2+1+2+2+7=14[バイト]であり、このデータに3[バイト]の機器番号が関連付けられるので、14+3=17[バイト]のデータが20回分送信されます。

音検出タスクの優先度が圧力センサタスクより高い場合に発生する問題について回答します。
圧力センサタスクが50[ミリ秒]周期で呼ばれる処理であるのに対して、音検出タスクの処理時間は60[ミリ秒]となっています。
仮に音検出タスクの優先度が高い場合に、圧力検出タスクの処理が遅れてしまうことになるのでこのような解答になります。

コロトコフ音を検出した間隔が1.0[秒]だった時の血圧値を補正する値を計算する問題です。
血圧計は50[ミリ秒]ごとに0.2[mmHg]ずつ減圧するので、1000[ミリ秒]/50[ミリ秒]で20回減圧。20回の減圧で4.0[mmHg]の減圧となります。
(3)(b)緊急停止キー押下
(3)(c)コロトコフ音検出不可の通知を受信
(2)データ送信時又はデータ受信時に1回再送が発生したから
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