2020年10月17日土曜日

H31ES午後2問2の解き方 土砂災害予知システム

問題の感想

土砂災害予知システムの問題です。解きやすかった気がします。
  • 設問1

  • (1)(a)450
    ノード1の電源投入からノード2の情報が監視装置に到達するまでの時間を求めます。
    ノード1の電源投入後の通信は以下です。これらの時間を足して合計時間を回答します
    ・ノード1が起動して、親ノードを探索する同報送信  50ミリ秒
    ・周りのノードが中継ノード情報を送信する同報送信  50ミリ秒
    ・ノード1が親ノードを決定して個別送信  100ミリ秒
    ・ノード1が再構築のための同報送信   50ミリ秒
    ・ノード2がノード1を親ノードに決定した時の個別送信 100ミリ秒
    ・ノード2の個別送信をノード1から監視装置に個別送信 100ミリ秒
    (1)(b)自ノードのホップ数に1を加える
    親ノードを選択した後に、WSNの再構築の際に送信する中継ノード情報の中にあるホップ数の求め方を問われています。
    この時のホップ数は子ノードが接続する親ノードを選択するためのものなので。自ノードホップ数に1加算した値で送信してネットワークの再構築を行います。
    (2)ノードの消費電力を削減して、一次電池の交換頻度を減らすことができるから
    (3)(a)収集した時の時刻、ノードのGPS位置情報、ノードの電池残量
    (3)(b)子ノードを持たないノード

  • 設問2

  • (1)(a)UI、サーバ通信、データ解析
    (1)(b)データ周期
    (1)(c)装置アラーム発生通知
    (2)b:商用電源からの電力供給が開始したことを検知
    電源関連で不足している処理を考えます。商用電源から電力供給が停止した時のメインタスクへの通知はあるのに、商用電源から電源供給が開始した時のメインタスクへの通知がないことに気づくことができればこの回答にたどり着くことができると思います。
    (3)c:WSNに参加した時刻
    (3)d:新たにセンサデータがエリア情報に保存される

  • 設問3

  • (1)(a)自ノードのアドレス、隣接ノード
    (1)(b)該当するノードに対する電池残量0を記述する
    (1)(c)f:電源ONのシナリオメッセージを受けるまで待機する
    電源OFFになったら、次に電源ONになるまで何もしてはいけません。なので、この回答になります。
    (2)g:該当するノードタスク
    (3)テストシナリオに設定した時刻通りにシナリオイベントを発生させるため

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