2019年9月28日土曜日

IPv6について

概要

IPv4の枯渇に備えたIPv6についての情報をまとめます

要点

  • IPv6の表記ルール
    • 0で始まる場合、0を省略する
    • すべて0の場合は:0:で省略する
    • 連続する:0:は::で省略可能
  • 代表的なIPv6アドレス
    • グローバルユニキャストアドレス(グローバルアドレス)
    • 上位64ビットがネットワークアドレスで、下位64ビットがホストアドレスになっているインターネットで使用することができるアドレス。
    • リンクローカルユニキャストアドレス
    • 「FE80::/10」が割り当てられており、同じデータリンク内でのみ使用可能なアドレス。
    • ユニークローカルアドレス
    • 「FC00::/7」が割り当てられており、インターネットとの通信を行わない企業内ネットワークで使用するアドレス。
    • マルチキャストアドレス
    • 「FF00::/8」が割り当てられており、複数のノードに送信する際に使用するアドレス。
  • IPv4との違い
    • IPv4ではアドレスの情報は8ビットの4つ構成で合計32ビットだったが、IPv6のアドレス情報は16ビットの8つの構成で合計128ビットになっているので、より多くの宛先を表現することができる。
    • IPv4のヘッダ情報は20バイトで構成されているが、IPv6のヘッダは40バイトで構成されている。
    • IPsecを標準でサポートするようになり、パケットを暗号化したり、送信元を認証したりすることができる。
    • 拡張ヘッダを使うことで機能を追加することができる。

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