概要
IPv4の枯渇に備えたIPv6についての情報をまとめます
要点
- IPv6の表記ルール
- 0で始まる場合、0を省略する
- すべて0の場合は:0:で省略する
- 連続する:0:は::で省略可能
- 代表的なIPv6アドレス
- グローバルユニキャストアドレス(グローバルアドレス) 上位64ビットがネットワークアドレスで、下位64ビットがホストアドレスになっているインターネットで使用することができるアドレス。
- リンクローカルユニキャストアドレス 「FE80::/10」が割り当てられており、同じデータリンク内でのみ使用可能なアドレス。
- ユニークローカルアドレス 「FC00::/7」が割り当てられており、インターネットとの通信を行わない企業内ネットワークで使用するアドレス。
- マルチキャストアドレス 「FF00::/8」が割り当てられており、複数のノードに送信する際に使用するアドレス。
- IPv4との違い
- IPv4ではアドレスの情報は8ビットの4つ構成で合計32ビットだったが、IPv6のアドレス情報は16ビットの8つの構成で合計128ビットになっているので、より多くの宛先を表現することができる。
- IPv4のヘッダ情報は20バイトで構成されているが、IPv6のヘッダは40バイトで構成されている。
- IPsecを標準でサポートするようになり、パケットを暗号化したり、送信元を認証したりすることができる。
- 拡張ヘッダを使うことで機能を追加することができる。
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