2019年2月26日火曜日

【LinuC】FHSのファイルシステム

FHS(Filesystem Hierarhy Standard)はディレクトリ構造の標準でLinuxのディストリビューションで多く使われています。
主なディレクトリの役割は以下のようになっています。

/   ファイルシステムの頂点になるディレクトリ
/bin  ユーザや管理者が使用するコマンドが配置される。
/dev  デバイスファイルが配置される。機器が接続されると自動的に作成される。
/etc  システム管理用の設定ファイルや、各種システムの設定ファイルが配置される。
/lib   /binや/sbinに配置されたコマンドが使用するライブラリが配置される。
/lib/modules カーネルモジュールが配置される。
/media CDやDVDのデータが配置される
/opt  Linuxインストール後に追加したパッケージが格納される
/proc カーネルやプロセスが保持する情報が配置される。ファイル自体は存在しない
/root rootユーザのホームディレクトリ
/sbin システム管理者が実行するコマンドが配置される。
/tmp アプリケーションやユーザが利用する一時ファイルが配置される。
/var  システム運用中にサイズが変わるファイルが配置される。
/var/log システムやアプリのログファイルが配置される。
/boot システム起動時に必要なブートローダ関連のファイルが配置される。
/usr  ユーザが共有するデータが配置される。
/usr/bin 一般ユーザ、管理者が使用するコマンドが配置される。
/usr/lib 各種コマンドが利用するライブラリが配置される。
/usr/local 追加でインストールされたパッケージが入る。この下にbin,sbin,libが配置される。
/usr/sbin システム管理者のみが実行できるファイルが配置される。
/home  ユーザのホームディレクトリが配置される。


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