2019年11月9日土曜日

Linuxのパーティションについて

概要

Linuxをインストールする際に設定するパーティションに関しての情報をまとめます。

要点

Linuxをインストールする際には以下のディレクトリを、それぞれ別のパーティションに分割して利用するのが 一般的なようです。
  • /home
  • 一般ユーザのデータが格納されます。/home/アカウント名/というような形でフォルダが作成されるので、
    大人数が使用するシステムだとサイズを大きくする必要があります。

  • /var
  • ログファイルなどが格納されるフォルダです。ここのサイズを大きくするとそれだけ多くのログを残せます。
    ここのパーティションを分けないと、例えばログのサイズが膨大なものになった場合に、ほかのディレクトリへ
    影響を与えてしまう可能性があります。

  • /usr
  • プログラムやライブラリなどが格納されるディレクトリなので運用中にサイズが大きくなることが少ないです。

  • /boot
  • カーネルなどが格納されているディレクトリです。

  • スワップ領域
  • 仮想メモリとして利用される領域で搭載している物理メモリの1,2倍のサイズを割り当てることが多いようです。

  • /(ルート)
  • 上位以外のパーティションを設定していないディレクトリが/(ルート)配下に割り当てられます。

  • パーティションの確認方法
  • 実際にどのような割合でパーティションが割り当てられているかを確認するにはfdiskコマンドを使用します。 以下はラズパイで見た様子なので2つにしか分かれていないように見えます。
    
     # fdisk -l
     Disk /dev/ram0: 4 MiB, 4194304 bytes, 8192 sectors
     Units: sectors of 1 * 512 = 512 bytes
     Sector size (logical/physical): 512 bytes / 4096 bytes
     I/O size (minimum/optimal): 4096 bytes / 4096 bytes
     (省略)
     Device         Boot  Start      End  Sectors  Size Id Type
     /dev/mmcblk0p1        8192   532479   524288  256M  c W95 FAT32 (LBA)
     /dev/mmcblk0p2      532480 15196159 14663680    7G 83 Linux
    
    

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