概要
Linuxをインストールする際に設定するパーティションに関しての情報をまとめます。要点
Linuxをインストールする際には以下のディレクトリを、それぞれ別のパーティションに分割して利用するのが 一般的なようです。- /home 一般ユーザのデータが格納されます。/home/アカウント名/というような形でフォルダが作成されるので、
- /var ログファイルなどが格納されるフォルダです。ここのサイズを大きくするとそれだけ多くのログを残せます。
- /usr プログラムやライブラリなどが格納されるディレクトリなので運用中にサイズが大きくなることが少ないです。
- /boot カーネルなどが格納されているディレクトリです。
- スワップ領域 仮想メモリとして利用される領域で搭載している物理メモリの1,2倍のサイズを割り当てることが多いようです。
- /(ルート) 上位以外のパーティションを設定していないディレクトリが/(ルート)配下に割り当てられます。
- パーティションの確認方法 実際にどのような割合でパーティションが割り当てられているかを確認するにはfdiskコマンドを使用します。 以下はラズパイで見た様子なので2つにしか分かれていないように見えます。
大人数が使用するシステムだとサイズを大きくする必要があります。
ここのパーティションを分けないと、例えばログのサイズが膨大なものになった場合に、ほかのディレクトリへ
影響を与えてしまう可能性があります。
# fdisk -l
Disk /dev/ram0: 4 MiB, 4194304 bytes, 8192 sectors
Units: sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 4096 bytes
I/O size (minimum/optimal): 4096 bytes / 4096 bytes
(省略)
Device Boot Start End Sectors Size Id Type
/dev/mmcblk0p1 8192 532479 524288 256M c W95 FAT32 (LBA)
/dev/mmcblk0p2 532480 15196159 14663680 7G 83 Linux
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