2019年9月16日月曜日

TCPについて

概要

TCP(Transmission Control Protocol)についての情報をまとめます。主にヘッダの内容です。


要点

  • TCPヘッダの内容
  • 名称 説明 サイズ
    Sorce Port 送信元ポート番号 16ビット
    Destination Port 受信ポート番号 16ビット
    Sequence number シーケンス番号
    送信側ノードで管理している順序を示す情報
    32ビット
    Acknowledgement number 確認応答番号
    受信側ノードで管理している順序を示す情報
    32ビット
    Header Length データオフセット
    データのヘッダ長なので、通常、5がセットされています
    4ビット
    (キャプチャ画面に項目なし) 予約フィールド
    拡張用のデータ領域です。使用しない場合は表示されません
    6ビット
    Flags コードビット
    それぞれ意味のもったビットがあり、TCPに関する情報が格納されています
    6ビット
    Window size value ウインドウサイズ
    受信側の受信可能なサイズを送信側に通知するために使います
    16ビット
    Checksum チェックサム 16ビット
    Urgent pointer 緊急ポインタ
    コードビットのURGフラグが有効になっている場合に緊急に処理する必要があるデータの場所を示す情報が記載されます。
    16ビット
    (キャプチャ画面に項目なし) オプション
    TCP通信で機能を付加する場合に使用されるフィールドで何もなければ表示されません
    16ビット
  • コードビットの内容
  • 名称 説明
    URGフラグ
    (Urgent Flag)
    緊急性のあるパケットを示すためのフラグです
    ACKフラグ
    (Acknowledgement Flag)
    受信側からの応答を受け取るときに有効になります
    PSHフラグ
    (Push Flag)
    受信したデータをすぐに上位に渡すときに使用します
    RSTフラグ
    (Reset Flag)
    TCPコネクションを強制的に切断するときに使用します
    SYNフラグ
    (Synchronize Flag)
    TCPの接続要求の時に使用します
    FINフラグ
    (Fin Flag)
    TCPコネクションの切断要求をするときに使用します

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