2019年8月31日土曜日

SNMPについて

概要

ネットワーク管理で使う、SNMP(Simple Network Management Protocol)について情報をまとめます

要点

  • SNMPについて
  • SNMPはUDPのプロトコルでポート番号は161番を使用します。SNMPのtrapでは162番のポートを使用します。

    SNMPのメッセージにはOIDが載っており、送受信する端末はその情報が何を意味するのかが記された、MIBと呼ばれるファイルを持ちます。

    SNMPを使用する際にはコミュニティ名を指定します。多くの場合は「public」となっていますが、本来はシステムに応じたコミュニティ名をつけることになっています。このメッセージは暗号化されずに流れるので、受信側でコミュニティ名を見て端末を認証することもできます。

  • SNMPのメッセージの種類
    1. Get-Request
    2. 監視対象機器のMIB情報を収集する

    3. Get-Next-Request
    4. 監視対象機器のMIB情報を収集する。指定したOIDの次のOIDを収集する

    5. Get-Response
    6. Get-Requestに対してその値を載せて応答する

    7. Set-Request
    8. SNMPエージェントの設定を変えたいときに値と一緒に送信する

    9. Trap
    10. SNMPマネージャーに警告情報(Trap)を送信する

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