2019年12月26日木曜日

psコマンドの使い方

コマンド概要

プロセスの監視を行うpsコマンドの使い方をまとめます。

コマンド書式
$ ps [オプション]

オプション 説明
a 他のユーザのプロセスも表示する
f 親子関係をツリー状に表示する
u ユーザ名も表示する
x 制御端末のないデーモンなどのプロセスも表示する
-e すべてのプロセスを表示する
-l 詳細な情報を表示する
-p PID 指定したPIDのプロセス情報を表示する
-C プロセス名 指定した名前のプロセスのみ表示する
-w 長い行は折り返して表示する

コマンド使用例

  • 他のユーザのプロセスもユーザ名と一緒に表示する
  • ユーザの情報やメモリの情報がわかるので普段はこれを使います。
    
     $ ps -aux
     USER       PID %CPU %MEM    VSZ   RSS TTY      STAT START   TIME COMMAND
     root         1  0.5  0.8  33676  7960 ?        Ss   16:00   0:04 /sbin/init splash
     root         2  0.0  0.0      0     0 ?        S    16:00   0:00 [kthreadd]
     root         3  0.0  0.0      0     0 ?        I<   16:00   0:00 [rcu_gp]
     root         4  0.0  0.0      0     0 ?        I<   16:00   0:00 [rcu_par_gp]
     root         8  0.0  0.0      0     0 ?        I<   16:00   0:00 [mm_percpu_wq]
     root         9  0.0  0.0      0     0 ?        S    16:00   0:00 [ksoftirqd/0]
     root        10  0.0  0.0      0     0 ?        I    16:00   0:00 [rcu_sched]
     :
    (以下略)
     :
    
    
  • 全てのプロセスを詳細に表示する
  • 確認したい内容によってはこっちのオプションがいい場合もあるかもしれません。
    
     $ ps -le
     F S   UID   PID  PPID  C PRI  NI ADDR SZ WCHAN  TTY          TIME CMD
     4 S     0     1     0  0  80   0 -  8419 -      ?        00:00:04 systemd
     1 S     0     2     0  0  80   0 -     0 -      ?        00:00:00 kthreadd
     1 I     0     3     2  0  60 -20 -     0 -      ?        00:00:00 rcu_gp
     1 I     0     4     2  0  60 -20 -     0 -      ?        00:00:00 rcu_par_gp
     :
    (以下略)
     :
    
    

2019年12月25日水曜日

lnコマンドの使い方


コマンド概要

ハードリンクやシンボリックリンクを作成する際に使用する、lnコマンドについて情報をまとめます。
  • ハードリンク    リンク先にあるファイルと同じ実体を持つファイル
  • シンボリックリンク リンク先にあるファイルにリンクしているだけのファイル

コマンド書式
$ ln [オプション] 実態 リンクファイル

オプション 説明
-s シンボリックリンクを生成する

コマンド使用例

  • シンボリックリンクを作成する
  • 
     $
     $ ls -l ./aaa/
     合計 0
     -rw-r--r-- 1 pi pi 0  1月  7 21:44 bbb
     -rw-r--r-- 2 pi pi 0  1月  7 21:47 ccc
    
     $ ln -s ./aaa/bbb b_link   ※シンボリックリンクを作成
     $ ln ./aaa/ccc c_link         ※ハードリンクを作成
     $ ls -lA
    合計 4
    drwxr-xr-x 2 pi pi 4096  1月  7 21:47 aaa
    lrwxrwxrwx 1 pi pi    9  1月  7 21:44 b_link -> ./aaa/bbb
    -rw-r--r-- 2 pi pi    0  1月  7 21:47 c_link
    
     $ rm ./aaa/bbb ※ファイルの本体を削除
     $ rm ./aaa/ccc ※ファイルの本体を削除
     $
     $ ls -lA
    合計 4
    drwxr-xr-x 2 pi pi 4096  1月  7 22:48 aaa
    lrwxrwxrwx 1 pi pi    9  1月  7 21:44 b_link -> ./aaa/bbb  ※デッドリンクが残る
    -rw-r--r-- 1 pi pi    0  1月  7 21:47 c_link       ※本体を削除してもハードリンクは残る
    
    
    

chgrpコマンドの使い方

コマンド概要

ファイルの所属グループを変更するchgrpコマンドについて

コマンド書式
$ chgrp [オプション] グループ ファイル名

オプション 説明
-R 指定したディレクトリ配下のファイルのグループを変更

コマンド使用例

  • 指定したフォルダ配下のグループを一度に変更する
  • 
     $ chgrp -R aaa ※準備中
    
    

chownコマンドの使い方

コマンド概要

ファイルの所有者を変更するchownコマンドについての情報をまとめます

コマンド書式
$ chown [オプション] ユーザ [グループ] ファイル名

オプション 説明
-R 指定したディレクトリ配下の所有権を変更する

コマンド使用例

  • ファイルの所有者を変更する
  • 
     $ chown user2 xxx ※準備中
    
    

chmodコマンドの使い方

コマンド概要

ファイルやフォルダのアクセス権を変更する、chmodコマンドについての情報をまとめます。

コマンド書式
chmod [オプション] アクセス権 ファイル名

オプション 説明
-R 指定したディレクトリ配下にある全ファイルのアクセス権を変更する

対象 説明
u 所有者
g グループ
o その他ユーザー
a すべてのユーザー


操作 説明
+ 権限を追加する
- 権限を削除する
= 権限を指定する


許可の種別 説明
r 読取り許可
w 書き込み許可
x 実行許可
s SUIDもしくはSGID
t スティッキービット


コマンド使用例

  • アクセス権を付与する
  • 
     $ chmod 644 aaa.exe ※準備中
    
    

2019年12月23日月曜日

ddコマンドの使い方

コマンド概要

データの書き込みなどに使用するddコマンドについての情報をまとめます。

コマンド書式
$dd [オプション]

オプション 説明
if=入力ファイル 入力側ファイルを指定する
of=出力ファイル 出力側ファイルを指定する
bs=バイト数 入出力のブロックサイズを指定留守
count=回数 回数分入力ブロックをコピーする

コマンド使用例

  • USBデバイスにデータを書き込むときのコマンド
  • 
     $dd if=/dev/ ※準備中
    
    
  • USBデバイスに書かれたデータのmd5を取得するコマンド
  • 
     $dd if=/dev/ | md5sum ※準備中
    
    

xzコマンドの使い方

コマンド概要

普段あまり使いませんが、xzコマンドをつかった圧縮方法について情報をまとめます。

コマンド書式
$ xz [オプション] [ファイル名]

オプション 説明
-d 圧縮ファイルを展開する
-k 圧縮・解凍後に元のファイルを削除しない
-l 圧縮ファイル内のファイルを一覧表示する

コマンド書式
$ unxz [ファイル名]


コマンド使用例

  • 圧縮するとき
  • 
     $ xz aaa ※準備中
    
    
  • 圧縮するとき
  • 
     $ unxz aaa.xz ※準備中
    
    

bzip2コマンドの使い方

コマンド概要

ファイルを圧縮するコマンドであるbzip2コマンドと、圧縮する際に使うbunzip2コマンドについて情報をまとめます。

コマンド書式
$ bzip [オプション] [ファイル名]

オプション 説明
-d 圧縮ファイルを展開する
-c 圧縮ファイルを標準出力へ展開する

コマンド使用例

  • 圧縮するとき
  • 
     $ bzip2 aaa ※準備中
    
    
  • 解凍するとき
  • 
     $ bunzip2 aaa.bz2 ※準備中
    
    

gzipコマンドの使い方

コマンド概要

ファイルを圧縮するコマンドのgzipコマンドと、解凍で使うgunzipコマンドについて情報をまとめます。

コマンド書式
$ gzip [オプション] [ファイル名]

オプション 説明
-d 圧縮ファイルを展開する
-c 標準出力へ出力する
-r ディレクトリ内のファイルをすべて圧縮する

コマンド書式
$ gunzip [ファイル名]


コマンド使用例

  • 圧縮するとき
  • 
     $ gzip aaa ※準備中
    
    
  • 解凍するとき
  • 
     $ gunzip aaa.gz ※準備中
    
    

tarコマンドの使い方

コマンド概要

ファイルの圧縮に使うtarコマンドについての情報をまとめます。
ファイル圧縮のコマンドはgzipやbzip2がありますが、tarコマンドのオプションでどちらの圧縮も使う事ができます。

コマンド書式
$tar [オプション] [ファイル名]

オプション 説明
-c アーカイブを作成する
-x アーカイブからファイルを取り出す
-f アーカイブファイル名を指定する
-z gzipによる圧縮/展開を行う
-j bzip2による圧縮/展開を行う
-J xzによる圧縮/展開を行う
-v 詳細な情報を表示する

コマンド使用例

  • 圧縮するときに使うコマンド
  • 
     $tar -cvzf aaa aaa.tar.gz ※準備中
    
    
  • 解凍するときに使うコマンド
  • 
     $tar -xvzf aaa.tar.gz ※準備中
    
    

2019年12月1日日曜日

viコマンドの使い方 viエディタの使い方

コマンド概要

テキストを編集する際にはviコマンドを使う場合に使用する、viエディタについて情報をまとめます。

コマンド書式
$ vi ファイル名

viコマンドには「コマンドモード」と「入力モード」があります。

■「コマンド」モードでのカーソル操作
コマンド 説明
h 左に移動
l 右に移動
k 上に移動
j 下に移動
0 行の先頭に移動
$ 行の末尾に移動
gg ファイルの先頭行に移動
G ファイルの末尾行に移動
nG ファイルのn行目に移動

■「コマンド」モードでの編集コマンドと検索コマンド
コマンド 説明
x カーソル位置の文字を削除する
dd カーソル位置の行を削除する
yy カーソル位置の行をバッファにコピーする
p カーソル位置の下にバッファの行を張り付ける
/文字列 文字列の内容を検索する。検索語は「n」で次へ、「N」で前へ

■「コマンド」モードから「入力モード」への遷移方法
コマンド 説明
i カーソルの前にテキストを入力する
I 行の先頭に移動してテキストを入力する
a カーソルの直後にテキストを入力する
A 行の末尾に移動してテキストを入力する

■「コマンド」モードでのviエディタの終了とファイル保存
コマンド 説明
:q! 変更内容を保存せずに終了
:wq 変更内容を保存して終了
:w 変更内容を上書き保存(終了はしない)

コマンド使用例

  • ★準備中
  • 
     $ vi file
    
    

sedコマンドの使い方

コマンド概要

条件に応じたテキストの編集を行うsedコマンドについての情報をまとめます。

コマンド書式
sedコマンドはサブコマンドがあり、サブコマンドの指定の仕方によって使い方が異なります。

$ sed [オプション] サブコマンド [ファイル名]

オプション 説明
-f スクリプトファイルを指定する

サブコマンド 説明
d パターンにマッチした行を削除する
s パターンに基づいて置換する
y 文字を変換する

コマンド使用例

  • ★準備中
  • 
     $ sed s/linux/LINUX/ file
    
    

grepコマンドの使い方

コマンド概要

ファイルやフォルダの中から指定する文字列を検索するgrepコマンドについての情報をまとめます。

コマンド書式
$grep [オプション] 文字列 [ファイル名]

オプション 説明
-r 配下のフォルダを検索して文字列を検索する
-i 大文字小文字を区別せずに検索する
-n パターンがマッチした行の行数も表示する
-v パターンがマッチしていない行を表示する
-E 拡張正規表現を使用する

コマンド使用例

  • ★準備中
  • 
     $ grep -r text
    
    

wcコマンドの使い方

コマンド概要

ファイルの行数、単語数、文字数などを数えることができるwcコマンドについての情報をまとめます。

コマンド書式
$ wc [オプション] ファイル名

オプション 説明
-c 文字数を表示する
-l 行数を表示する
-w 単語数を表示する

コマンド使用例

  • ★準備中
  • 
     $ wc -c file
    
    

unexpandコマンドの使い方

コマンド概要

連続したスペースをタブに変換するunexpandコマンドについて情報をまとめます。

コマンド書式
$unexpand [オプション] ファイル名

オプション 説明
-a 行頭以外のスペースも変換対象にする
-t タブに置き換えるスペースの幅を設定する。デフォルトは8文字

コマンド使用例

  • ★準備中
  • 
     $ unexpand -a file
    
    

expandコマンドの使い方

コマンド概要

タブをスペースに変換するexpandコマンドについての情報をまとめます。

コマンド書式
$ expand [オプション] ファイル名

オプション 説明
-i 行頭のタブのみを変換する
-t スペースに変換した時の幅を設定する。デフォルトは8桁。

コマンド使用例

  • ★準備中
  • 
     $ expand -i file
    
    

fmtコマンドの使い方

コマンド概要

ファイルのテキストの横幅をそろえるfmtコマンドについて情報をまとめます。

コマンド書式
fmt [オプション] [ファイル名]

オプション 説明
-w 1行の幅を設定して、ファイルの幅を揃える

コマンド使用例

  • ★準備中
  • 
     $ fmt -w 50 file
    
    

uniqコマンドの使い方

コマンド概要

重複している行を検索して条件に一致する行を抽出するuniqコマンドについての情報をまとめます。

コマンド書式
$ uniq [オプション] ファイル名

オプション 説明
-d 重複している行のみを抽出する
-u 重複していない行のみを抽出する

コマンド使用例

  • ★準備中
  • 
     $ uniq file1
    
    

splitコマンドの使い方

コマンド概要

指定したサイズでファイルを分割するsplitコマンドについての情報をまとめます。

コマンド書式
$ split [オプション] ファイル名

オプション 説明
-行数 指定された行数で分割する

コマンド使用例

  • ★準備中
  • 
     $ split -100 file
    
    

sortコマンドの使い方

コマンド概要

テキストファイルに対して行単位の並べ替えを行うsortコマンドについての情報をまとめます。

コマンド書式
$sort [オプション] ファイル名

オプション 説明
-b 空白行を無視する
-f 大文字小文字の区別を無視する
-r 降順に並べ替える
-n 数字を文字ではなく数値として処理する

コマンド使用例

  • ★準備中
  • 
     $ sort  2 3 file
    
    

trコマンドの使い方

コマンド概要

標準出力から読み込んだ内容を変換したり特定の条件で削除する、trコマンドについての情報をまとめます。

コマンド書式
tr [オプション] 文字列1 文字列2

オプション 説明
-d 指定した文字列に一致した文字列を削除する
-s 連続するパターンを1文字として処理する

クラス 説明
[:alpha:] 英字を指定する
[:lower:] 英字の小文字
[:upper:] 英字の大文字
[:digit:] 数字
[:space:] スペース

コマンド使用例

  • 【準備中】
  • 
     $ tr -d : < file1
    
    

pasteコマンドの使い方

コマンド概要

複数のファイルを読み込んで、一致する行を連結させるpasteコマンドについての情報をまとめます。

コマンド書式
$ paste [オプション] ファイル名1 ファイル名2

オプション 説明
-d 区切り文字を指定する際に使用するオプション。指定しないとタブが区切り文字になる。

コマンド使用例

  • 【準備中】
  • 
     $ paste -d";" file1 file2